福永のぶゆき埼玉県議会議員

2007年11月13日

産科、小児科の開設を促進
18年末に埼玉県の保健医療部へ福永県議が申し入れていた「有床診療所」の病床規制から産科と小児科を除外する問題が、申し入れ通り実現しました。
厚生労働省は、産科と小児科の不足している埼玉県などの実情も考えずに一律に「有床診療所の開設は19年から認めない」との方針を昨年末に打ち出しました。

福永県議は、「分べんの後、数日間、入院するのは当たり前であり、産科が足りない埼玉県として、唯々諾々と国のおかしな方針を受け入れるべきではない」と県独自の対策を県に求めていました。
詳しい内容が、11月13日付けの埼玉新聞に1面トップで掲載されたので、ご紹介します。

2007年11月13日 埼玉新聞

産科、小児科の開設を促進
医療法の改正に伴って、ベッドのある入院可能な診療所(19床以下)の新設に制限がかけられたことを受け、県は12日までに、産科、小児科、救急医療などの診療所を規制の対象から外す方針を固めた。全国的に産科などの医師不足が叫ばれる中、ニーズの高い診療所を積極的に増やしていく狙いがある。県医療審議会はすでに承認しており、県は12月から規制を見直す。

厚生労働省は今年1月から有床診療所を病床規制の対象とし、「病床過剰地域」での新設を認めない法改正を施行。県内9医療圏のうち児玉、東部、中央、西部第一、比企の五医療圏が同地域に該当。しかし、産科や小児科の医師不足が指摘される中、同省は例外的に「必要な診療所」の設置を認めており、県は規制見直しを県医療審議会に諮問していた。

今回、県が規制の対象外としたのは分娩(ぶんべん)を取り扱う「産科」、大きな病院の負担を減らすため身近なかかりつけ医の役割が期待される「小児科」、救急搬送患者の受け入れに対応できる診療所。そのほか在宅介護をサポートする「在宅療養支援診療所」、へき地の診療所も設置を認めることとした。

同課によると、2000年は産婦人科がある医療機関は282カ所(診療所219、病院63)、小児科は1398カ所(同1231、同167)だったのが、05年10月現在では産婦人科246カ所(同196、同50)、小児科1338カ所(同1200、同138)といずれも大きく数を減らしている。

県内には3973カ所の診療所があり、そのうち有床診療所は約1割。小児科や産科に関しては大きな病院に患者が集中し、県内でも勤務医不足に悩まされる病院が多い。同課は「産科、小児科、救急など足りないとされる分野を緩和した」としている。
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