福永のぶゆき埼玉県議会議員

2007年11月27日

川越駅西口に地域振興拠点施設建設が具体化

11月27日付け各紙がいっせいに川越駅西口への地域振興拠点施設建設について報じました。
総事業費の319億円は、埼玉スタジアム2002の建設費に匹敵します。感慨無量です。
「県と市」が協同でPFIでこうした事業を行うのは全国で4例だけ。そのうち民間も加わるのは3例だけ。民間の商業施設も入るのは、川越駅西口は初めてという画期的な施設になります。

川越駅西口

私が当選させていただいた平成7年度当時の年間予算額は100万円くらいの会議費が計上されているだけでした。決算委員会で「これじゃあ『検討しています』というアリバイづくりのための額でしかない」と、担当部長に厳しく詰め寄ったことがあります。
その後、県当局が東京本社の企業に、川越駅西口にこうした施設ができた場合、オフィス進出しますか? というアンケートを行いましたが、結果は惨憺たるものでした。バブルのはじけた後ですから。

それでも、あきらめきれず取り組みました。その後、1000万円規模まで予算が増額され、急ピッチで検討が進み、16年度にいよいよ本格的に動き出すというところまでこぎつけましたた。
でも、ここで川越市長から「地元でもっと検討したい」と<待った>がかかりました。
市議会に検討のための特別委員会がようやく設置され、川越市のエンジンがかかりました。県の構想がほぼ固まり、「さあ」といった段階で、今度は今年9月に、川越市議会で、市長が「西口に市役所を移転したい」と突如、表明。直後の川越市広報にその記事が掲載されるという手回しのよさが目立ちました。

【一つの定例会で同じ一般質問】がなされたのですが、最初の質問者には全く答弁せず、二度目の質問者に答弁を行ったとのことです。県議会では、ありえないことです。
私は10月1日の本会議で、青天の霹靂のような市役所移転話と10年以上も検討を重ねてきた地域振興拠点施設を切り離して進めるべきだという趣旨の一般質問を行いました。
こうした経緯があるから、感慨無量なわけです。

以下、毎日新聞の記事を転載します。

2007年11月27日 毎日新聞

県と川越市、JR川越駅西口に複合施設を 事業費は319億円
県と川越市は26日、地域振興拠点施設の整備事業方針を発表した。JR川越駅西口に県の地方庁舎や市民ホールなどを有する複合施設を整備。民間の資金や経営能力を生かすPFI方式を採用し、11年度のオープンを目指す。9月定例市議会で舟橋功一市長が言及していた、同施設への市役所移転は見送られた。

88年度の当初構想発表以来、バブル崩壊など社会情勢の変化で計画が頓挫していた。しかし、上田清司知事が03年、計画の再検討を指示し、県と市が協議を進めていた。
方針では約2万1400平方メートルの土地に、県は創業支援施設や大学連携のための施設を開設。川越地方庁舎も移転させる。市は多目的ホールやNPO支援施設などを設置し、民間の商業施設用スペースも確保する。事業費は建設費と20年間の管理運営費で計319億円。PFIの採用で従来の公共事業方式に比べて61億円(純支出)の削減効果が見込まれるという。

一方、市役所機能の移転は県と市が検討した結果、「方針の大幅な変更を余儀なくされる」と見送られた。【高本耕太】
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